生地!!!君は岐阜の希望だ!!! 今治戦Review③

皆さん、今シーズン初出場の生地の印象はどうですか?僕は素晴らしかったと思います。100点満点、いや、120点ですね。とにかく素晴らしかった。攻撃面は勿論、プレスバック、守備への切り替え、裏対応、完璧だったのではないでしょうか?

オンザボール、オフザボール両方で輝く生地

まず紹介したいのは28:57~のシーンですね。ここはオンザボール、オフザボールで輝いたシーンです。

生地はパスを受ける前、受ける時、受けた後の姿勢が綺麗ですよね。常に顔が上がっていて多くの選択肢を持っています。今治戦を観返していて「生地の姿勢は日本代表の久保建英選手に似ているな」とふと思いました。このシーンでもチャンスを作りました。

57:47~(ハイライト3:30~)のシーンで生地に決定機が来ましたね。惜しかったです。庄司からボールを受ける時、すぐさま相手とのスペースを作り、体の向きをゴールに向けた動きは素晴らしいですね。素早いオフザボールの動きでDFとの有利対面を作った生地に惚れ惚れします。これ相手とのスペース作らなかったらシュートコースも切られて対応しやすくなってしまいます。

藤谷の課題をちょっとだけ挟みます

28:57~の1つ前のシーン、28:39~のシーンでは藤谷、フレイレの課題が出たので紹介します。特に、藤谷の立ち位置については2つのシーン(この前後のアニメーション)を見比べてもらえると嬉しいです。藤谷自身の立ち位置は2つのシーンではさほど変わりません。ただ、相手FWの立ち位置が違うのです。相手の立ち位置によってこまめなポジション修正が無いとプレスにハマる事がよく分かるシーンでした。

相手の立ち位置によってポジション修正をしたり、パスの出し所を変える事が藤谷の課題です。鳥取戦でも石津に注意されていました。簡単に改善できる事ではありませんが、彼は努力できる選手なのでサポーターが見守ることも必要だと思います。他にもこのようなシーンがあったり、イエロー2枚貰って退場したりと課題は多いですが、僕は使い続けて欲しいと思う派ですね。

その理由は、昨シーズンの終盤から彼の顔が変わったからです。勝負に拘り、勝利を貪欲に追及する素晴らしい顔をするようになりました。そうなったら岐阜には宇賀神、柏木、田中、石津、本田と実績があり、言語化が上手な若手を指導できるベテランが沢山います。藤谷自身が素直にベテランにお願いをして、指導してもらえれば成長する気しかありません。ベテランはそのような言葉を待っていますよ!!!

頑張れ!!!藤谷!!!あなたは応援したくなる選手だし、努力は伝わっています!!!

オフザボールで差が出た生地と畑

今治戦では右サイドの攻撃が活性化して、左サイドが停滞した原因を説明できるシーンがあったので紹介します。この日、藤岡が試合に絡めてなく、彼らしいプレーが出来なかった理由ですね。

15:39~のシーンです。僕は以前、CBとWBを繋ぐリンクマンが必要と言いました。しかし、リンクマンがいなくてもWBの立ち位置でボールをWBにつける事が出来るのです。僕の考えは間違っていましたね。申し訳ないです。そして、リンクマンが下りてこない方が前線の選手の運動量も削減でき、ゴール付近でプレー出来るのでWBの立ち位置は改善する必要があります。勿論、生地はポジション調整が出来ていました。だから右サイドの攻撃が活性化したのです。

このシーンでは生地はボールに触れていません。ただ、オフザボールの立ち位置で相手DFを動かし、藤谷→石津のパスコースを作ったのです。石津はトラップ宜しくお願い致します!!!

現場判断能力が素晴らしい生地

生地は攻撃だけでなく、守備でも素晴らしかったです。とにかく90分間足を止めずスプリントを繰り返していました。彼の現場判断で相手選手を潰し、カウンターを防いだシーンがあったので紹介します。

29:36~のシーンでファウルにはなりましたが畑との共同作業によって相手の攻撃を止める事が出来ました。止められなかったら全員自陣ゴール前までフルスプリントする所でした。生地と畑によって9人の運動量を減らすことが出来たシーンです。29:26~から見ていきましょう。

素晴らしい現場判断ですね。窪田、菊池、畑などのWBには見られない動きだったので生地の個人判断と言うことが伺えますね。賢い選手は本当に惚れ惚れします!!!

62:48~のシーンでは生地が2度追いする事によって相手のカウンターを防ぎます。自陣からドリブルで運び、ゴール前に入り、菊池のクロスがクリアされたのを見るとすぐに切り替えて庄司と共に三門を挟みます。三門は後ろの近藤にワンタッチでパスを出しますが生地は足を止めずに2度追いして近藤のミスを誘いマイボールのスローインにします。足を止めて見ていただけの藤岡とは対照的な動きでした。

DAZN加入している人は是非、観てください。試合時間62:34~(DAZNの放送時間1:28:29~)から観る事をおススメします。

柏木の負担を減らすためには、、、(庄司の課題)

※庄司の課題についてかなり厳しめに書いています。読みたくない方は、ここでやめてください。そして多く居るサポーターの1人が言っているだけで正しいかどうかは分かりません。僕個人の意見です。

これ以降、庄司の課題にしか言及していません。

読みたい方はどうぞ。

今治戦を観て柏木の偉大さ、依存度が高い事を再確認することが出来ました。同じボランチの庄司の分まで攻撃時スプリントをするのでそりゃ負担は大きいですし、90分持ちませんし、怪我もします。1人で2人分走っているのだから、、、

柏木の負担を減らすためのフレイレ、藤谷の課題は先に述べたので割愛します。畑のWB起用をやめ、菊池や村田などのドリブラーを起用(畑は中央で起用)すれば柏木のサポート回数も減り、負担軽減に繋がります。(ドリブラーがいるとサイドのサポートに行ってもう一度逆に振る作業が減る。)これらの事はここまでに述べたのでここでは庄司をフォーカスします。

21:27~のシーンでは庄司の方がサイドに近いのにも関わらず柏木が走ってサイドのサポートに行きます。遠い分、サポートには時間がかかります。その影響で攻撃にスピード感が出ません。生地も良い状態で仕掛けられません。攻撃のスピードが上がらない、攻撃が停滞する要因と言っても過言ではないかもしれません。

19:55~(ハイライト0:38~)では庄司のサイドへのサポートが速ければ攻撃のバリエーションが増えるシーンでした。

アニメーションの最初に書いた事と同じ事を書きます。読みにくいと思うのでこちらを読んでもらえると嬉しいです。

フレイレはこの位置でボールを持ちすぎる。(相手は左右に振られていないので立ち位置を整理してプレスが出来る。)このシーンのように難易度の高いパスが前方へ繋がればいいが、持った後横パス(=はめパス)をして藤谷の所でプレスにハマる現象も実際に何度も起きている。(フレイレのはめパスについては元FC岐阜セカンドの選手も言っていました。直接会話しました。)柏木や庄司は「左右のCBにパスをしろ」とコーチングする。はめパスを承知の上でフレイレにボールを持たせるのか、シンプルに捌かせるのか監督が決める必要がある。→そうしないとピッチ上で意思疎通しないまま試合が進んでいき、各選手にストレスがかかる。個人的には最終ラインのはめパスは失点のリスクが高すぎるので反対です。皆さんはどうですか?

ここまでが最初のアニメーションに書いた事です。

庄司がスプリントするだけで攻撃が活性化するのです。柏木が攻撃のサポートをすべて担っていましたが負担があまりにも大きすぎます。ボランチのサポートがあるとサイドアタッカーも輝くのです。ボランチには一度生配信で話した「水を運ぶ役割」が求められるのです。下記動画の38:10~話しています。

最後は守備面の課題です。16:04~のシーンです。

ボランチなら背後の状況を把握して山田へのパスコースを切って欲しかったのが本音です。庄司が山田と楠美の両方を監視できる位置に居れば自陣ゴール前までカウンターを受ける事は無かったでしょう。

そして、岐阜には90分間走り続けて、サイドの攻撃のサポートもサボらない、危機察知能力に長けている、相手を潰せる対人の強さを持っている24歳、179cmの大型ボランチがいます。毎年のように得点をあげます。法政大時代にはガンバ相手に天皇杯で得点をあげました。そう、大西遼太郎です。庄司ほどの足元の技術は無いものの、他の部分では上回っています。最終ラインに宇賀神、ボランチに柏木がいる中、ボランチに足元の技術に長けた選手は必要でしょうか?そう考えると必然的に柏木の隣に大西を配置したくなるはずです。柏木より庄司の方が足元が上手で運動量が豊富なら柏木がスタメン落ちするべきだと思います。

他クラブに目を向けると、プレスバックや危機察知能力という部分は若干不安がありますが、90分間足を動かし続け、常に相手FWの背後に顔を出しボールを引き出し、181cm、23歳の大型の中盤の選手がいます。今治戦Previewで紹介したYSCCの古賀俊太郎選手です。

若くて優秀な人材は沢山います。32歳の庄司の成長に期待するか、20代前半の選手の成長に期待するか、クラブの未来を考えた時、どちらが今のFC岐阜に適しているのでしょうか?

正直、胸が痛いです。

僕自身、庄司はとても好きな選手です。そして、庄司のサポーターも沢山いる事も知っています。このような記事を作成するには勇気が必要でした。書いていて気持ちいいものではありませんでした。

ただ、自分がこのブログを始めた時に決めた「自分が思った事をピッチ上の現象を下にありのままに書く」というポリシーは曲げたくなかったので書きました。不快に思った方、申し訳ございません。

選手個人のプレーに触れた理由

ここまで深く選手個人のプレーを批判したことは初めてかもしれません。それまでは監督の指示、原則や約束事を下にプレーしていると思っていたのでさほど触れなかったと思います。監督の指示があるから選手のプレーに言及するのをこれでも控えていました。

ただ3か月間、横山監督のサッカーから明確な原則や約束事が見えませんでした。個人の裁量に任せる傾向があるのです。そうするとFC岐阜が勝つ為には選手個人が自分の力で変わってもらうしかありません。

選手を適材適所で配置すれば畑のプレーに言及しませんし、ボールを失ったときの切り替えの原則があれば庄司のプレーに言及する事はありません。サイドのサポートの原則があれば庄司の運動量に言及する事はありません。原則が無いので選手個人に何とかしてもらうしかないのです。

庄司なら変わってくれると信じています。

彼なら自身の問題点にフォーカスして変わってくれるはずです。このまま、終わって欲しくありません。もう一度、岐阜の10番としてピッチ上を駆け回る彼の姿が観たいです。

もし庄司の技術に加えて運動量と危機察知能力が備え付けばもう一度J1へ挑戦できるかもしれませんね!期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。