FC岐阜が勝てない原因 北九州戦Review

切り離して考えるべき2つの問題

FC岐阜が勝てない原因は大きく2つあります。そして、この2つの原因は切り離して考えるべきだと考えています。

その原因はフロントの問題現場の問題です。

まずはフロントの問題です。選手編成、三浦監督の招聘、退任、横山監督へバトンタッチ、設備投資など問題点はあげればキリがありません。ただこの問題は今すぐ解決できる問題ではありません。

次に、現場の問題です。大前提として途中から引き受けた難しさがある事は頭に入っています。それを差し引いても現場の監督、コーチ陣、スタッフが最善を尽くしているかどうかと言われると疑問符が付きます。本人達は最高の準備をしていると言っていますが、残念ながらピッチ上の現象からそれを感じ取ることは出来ません。適材適所でない選手起用、攻守において原則が無く選手任せ、コミュニケーションを図らず自己中心的なプレーや振る舞いをする副キャプテンの起用など疑問ばかりです。

HTに入った後、監督と分析コーチがベンチで作戦盤を使って話し合っていました。その話し合いが終わった後、監督はロッカールームへ、分析コーチはHT練習を行っている野崎コーチの下へ行きました。分析コーチはHT練習を見る事もなく、野崎コーチと談笑、観客席のサポーターに手を振りファンサービスを行っていました。普通なら監督と話を終えた後真っ先にロッカールームへ戻り選手の声を聴き、ピッチ内で何が問題なのか1秒でも早く知りたいと思います。もしかしたら分析コーチはベンチには入れてもロッカールームは入れないのか、監督からロッカールームのミーティングに参加するなという指示があるのかもしれませんね。

誰が悪いかは分かりません。ただ、チームとして纏まっていない事は分かりました。

このように、途中就任の難しさを差し引いても横山監督の手腕について言及する必要があるのです。

宮崎戦の後、危険信号と言った理由は以下の通りです。

  • 相手のスカウティング不足
  • 攻守において原則が無い
  • ピッチ内で選手同士頻繁に言い合いをしている
  • 前半の問題点が修正されずそのまま後半に入り選手個の力で逆転してしまった

勝った事で問題点が霞んでしまい、修正しないことで招いた3連敗なのです。三浦体制の岐阜と全く同じです。今すぐに解決できた問題を放置すれば代償は大きいのです。どんな状況であれ、ホームで0-5で敗戦、3連敗する監督で昇格出来る可能性は極めて低いです。

ハイライト映像と照らし合わせながら問題点を指摘していきます。

守備の問題点(曖昧な守備原則)

ハイライト1:38~(試合時間19:20~)です。アニメーションでは19:14~見ていきます。

このシーンは問題点だらけなので1ずつ切り取って見ていきましょう。守備の原則が曖昧なことが分かりますよ。

フレイレ起用の弊害

フレイレはスピードに自信がないため、1人だけコンマ数秒早くラインを下げます。その為、1本目のPKを与えたシーンのようにライン間を自由に使われます。そして、フレイレだけラインを下げるのが早いのはこのシーンだけでなく1試合を通して起きています。

象徴的なのが次のシーンです。DAZN加入している人は37:22~(DAZN放送時間50:24~)のシーンを確認してみてください。

フレイレが身勝手にラインを下げることで藤谷、宇賀神の裏のスペースが空き、そこを突かれます。ラインが揃っていればそこを突かれる事はありませんし、オフサイドを取れます。背後に走る必要がありません。これが無駄走りの原因なのです。岐阜はベテラン中心だから走れないわけではありません。無駄に走っているから走り負けるのです。

現地観戦なら分かりますがラインコントロールはフレイレが行っています。ラインを下げるのが速いため、中盤にスペースが出来て相手を自由にさせるのです。皆さんも現地観戦するとき、ボールだけでなくDFラインのラインコントロールも見てもらえると分かると思います。是非、自分の目で確認してみてください。

自分が高い位置にいる時は周りにラインを上げろと指示をして、他のシーンでは身勝手にDFライン下げ、自らのパスミスが原因の1つになって失点したのにも関わらず、マイボール中膝に手をついて下を向く(90:20~)選手がキャプテンマークを巻いてて勝てる訳がありません。

宮崎戦以降、具体的なプレーに言及するのを我慢していましたが、もう我慢の限界です。讃岐戦で試合を壊したのにも関わらず懲りずに審判に文句を言っています。ピッチ上の現象を見る限り、プレー、振る舞い両面でチームに悪影響を与えているのは明らかです。

フレイレが悪い訳ではない

そもそもフレイレが悪い訳ではありません。フレイレを起用するなら下のアニメーションのようにあらかじめDFラインを下げる必要があります。彼の能力に合わせた戦術を採用する必要があるのです。

このように最初から背後を消してしまえば裏を取られる可能性も低くなりますし、ライン間を自由に使われて中盤スカスカになることもありません。(デメリットは大きいですが)

1本目のPKを与えたシーンも下のアニメーションのように守備原則が明確であれば防げました。

PKが決まった後に、吉濱が横山監督の下へ駆け寄り、中盤のマークをどうするか確認しています。専スタは良く分かりますね。試合前に監督が守備を整備していれば失点は防げました。そもそも吉濱が監督に確認しなければ守備の原則が曖昧なまま試合が進んでいました。同じ原因で失点していたでしょう。

人を捕まえるのか、スペースを守るのか曖昧なのです。

先ほど挙げた37:22~のシーンからも守備原則が曖昧なことが分かります。

守備原則が曖昧なため、全体で連動していません。監督が選手任せの守備をしていることが明確です。これでは失点が止まりません。無駄走りが増えます。監督がGKを変えるという浅い修正しかしない事に落胆しています。

この守備の問題は三浦監督時代からありました。全く変わっていませんね。

では、何故、7戦負けなしと結果を出せたのか。それはフレイレを起用しない事が要因です。前後に強い小山を使うことでDFラインを高く保つことが出来ます。また、日本人同士コミュニケーションが円滑に進むことで柏木中心にピッチ内で選手が修正し、意思統一して試合を進めていたのです。フレイレがスタメン復帰し、それが不可能になり、宮崎戦でフレイレと柏木が試合中にぶつかり合ったのです。

そしてチームはバラバラになりましたね。

根本的な原因は選手任せにした横山監督にある

ここまで読んでいるとフレイレが悪いように聞こえますが、そもそもの原因は横山監督にあります。試合から横山監督がどんな守備をしたいかが見えてきません。前からの守備をしたいなら、フレイレに落とし込み、身勝手なラインコントロールをさせてはいけません。それが出来ないなら起用してはいけません。

それでも起用したい、起用のメリットがあるなら全体で下がり、構える守備をしなければならないと思います。

選手はバラバラなので監督を中心に1つに纏まった相手に勝てる訳がありません。

攻撃の問題点(宇賀神、畑のWB起用)

皆さんはWBと言えばどんな選手を思い浮かべますか?僕はスピードがあり、ドリブルが上手く、個の力で突破できる選手を思い浮かべます。サイドいっぱいに開き、サイドで優勢性をとれる選手ですね。岐阜で言うと窪田、村田が該当します。

WBはサイドの高い位置に張り、ピッチ幅を使った攻撃をするのが大きな役割だと思います。守備に少し不安がある選手でもCBを3人配置することで守備の不安を補います。畑は守備に不安がありすぎるので攻守に渡ってWBが向いてません。(前半だけで5回、裏を取られたり、抜かれたりしてピンチを招きました)

宇賀神、畑はサイドでの優位性を保ち、高い位置でボールを受けドリブルで仕掛けたり、スピードを活かして裏抜けする選手ではありません。横山監督は宇賀神、畑にどのような役割を求めているのでしょうか?僕にはスタメンとフォーメーションだけ決めて後は選手任せのようにしか思えません。攻撃の形や連動性が見られないのはこの為だと思います。

攻撃も原則や選手の役割がハッキリしていなく、選手任せなのです。

ハイライト0:52~(試合時間6:47~)のシーンです。アニメーションでは6:44~見ていきます。

問題点は大きく3つです。確認しましょう。

このように選手の役割が明確であれば、ピッチ幅を使った攻撃が出来ます。ボール保持の時間も増えますね。北九州戦での得点シーンは点と点で合わせたシーンでもう一度やれと言われても出来ないと思います。

選手個々の役割が明確でない為、ピッチ内で即興の攻撃を行っているのです。だから攻撃や連動性が無いと感じるのです。

選手の役割が明確な北九州の崩し

2本目のPKを与えたシーンです。ハイライト4:05~(試合時間66:46~)です。

選手の配置、役割が明確で、5バック攻略の基本事項も頭に入っている連動した素晴らしい攻撃でした。岐阜の守備は後手後手ですね。

岐阜の守備にも問題があります。

藤谷(3CBの左右)がつり出されたスペースを誰が埋めるか明確でない為、庄司のポジショニングが中途半端になり、後手の守備になりPKを献上するのです。

そもそも攻守の原則があり、DFラインを高く保てれば1試合に2本もPKを与えません。

横山監督、自由に采配してはどうですか?

正直、横山監督が攻守に渡ってこれ程選手任せにしている事が信じられません。

もっと自由に、使いたい選手を使って、自分のやりたいサッカーをやってはどうですか?もっと攻守に渡って横山監督の色を出していいと思います。年俸の高い選手を獲得したのに試合に出さないとフロントから怒られるのですか?もし、そうだとしたらFC岐阜はクラブとして腐り切り、2度と昇格出来ないでしょう。

それか自由に采配した結果が、攻守に原則が無く、選手任せにした試合になるのであれば新しい監督を探す必要があると思います。

負けるべくして負けた試合です。3連敗に驚きはありません。

使わない若手は放出すべき

小山は試合に出て結果を残してきました。小山が試合に出て、フレイレが出ていないリーグ戦は負けなしです。結果を残して試合に出さない若手選手は他チームへ移籍させるべきだと思います。

鹿児島、いわきは主力CBが離脱しました。小山が移籍したら活躍し、昇格へのラストピースになるでしょう。勿論、移籍してしまうのは悲しく、寂しいですが選手の幸せを思うと移籍を決断してほしいと思います。(オファーが来ているかは知りません。)

小山に限らず、他の選手もベテランだらけの岐阜より試合に出られるクラブへ移籍した方が自分の為だと思います。

FC岐阜サポーターとして、こんな悲しいことはありません。「大好きなクラブの大好きな選手が他クラブへ移籍した方が選手にとって幸せ」なんて思いたくありません。でもこれが現実だと思います。

皆さんはどう思いますか?岐阜の未来は明るいですか?岐阜の未来を救うためにもサポーターはもっともっと声をあげるべきではないですか?来場者アンケート書いていますか?選挙と同じで小さな声ですが束になればフロントに届くはずです。

もし、それでもクラブが変わらないのであればサポーター、支援をやめるだけです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

下書き

  • 2:20曖昧な同サイド圧縮
  • 4:20ハマるビルドアップ
  • 4:45連動しないプレス
  • 12:50宇賀神低すぎる問題
  • 15:00畑の位置低すぎる
  • 19:18PK与える
  • 22:15WB低い
  • 24:19吉濱釣り出されるピンチ 吉濱のプレスバック遅い
  • 27:40前進するまでの配置良い吉濱の選択肢増やしたい
  • 30:50宇賀神の個人判断で人を捕まえてインターセプト
  • 33:54人を捕まえずにスペースにいるだけだから自由にパス回されてシュート打たれる このシーンで誰がマークするかフレイレと吉濱が言い合う 監督が試合前に決めておくべき事では?
  • 37:05幅をとる選手の位置が低すぎるから中が狭い
  • 37:28フレイレラインコントロール
  • 47:40幅をとるWBが低いから中が狭い

後半

  • 46:24人を捕まえずにスペース守っているから藤谷のポジショニングが悪い
  • 55:40右で幅とっていない
  • 62:40畑が幅とる
  • 66:45PK2本目
  • 88:00フレイレパスミス
  • 90:20自らのミスから失点したのに膝に手をついて下を向いている副キャプテン なぜ使われるか疑問