富山に続け!!愛媛相手にシーズンダブルを!! 愛媛戦Preview

前節、富山は愛媛に勝ち、愛媛相手にシーズンダブルを達成しました。岐阜も続きたいですね。富山-愛媛の試合を観て岐阜に足りなくて富山にあり、富山の強さが分かるシーンが2つあったので紹介します。その後、愛媛の攻守の原則、勝つ為の岐阜の戦い方を考察していきます。

90分間、全員でハードワークするカターレ富山(岐阜に足りない部分)

富山の強さを感じたシーンを紹介します。前半38:20~ですね。

一見、普通のプレーに見えますが、これが当たり前のように出来るチームは強いです。こぼれ球を回収してマイボールにするのだから失点のリスクを減らし、得点の確率を上げているのです。そして、選手の運動量が多くないとこのこぼれ球の回収は成立しません。FC岐阜の選手が藤枝戦のように棒立ちでロングボールを傍観していたら絶対に富山のように回収できません。しかも、前半39分のプレーです。前半で一番キツイ時間帯です。その時間帯にこのプレーが出来るチームは強いです。

念のため、藤枝戦のFC岐阜の問題シーンを載せてきます。14:41~のシーンですね。

4バックのチームを崩すお手本のような攻撃

続いて2つ目のシーンです。89:21~のシーンで富山の決勝点です。愛媛の選手のクリアミスで富山のサイドチェンジを助けた形になってしまいました。得点の要因を記した画像と得点シーンのアニメーションです。

このシーンも富山の選手は誰一人サボることなくスプリントしていますね。運動量は生命線ですね。FC岐阜が勝てない理由がよく分かりました。そして富山は素晴らしいサッカーで勝利しましたね。

愛媛の守備の原則

愛媛のプレスの原則は89:21~と同じなので割愛します。FC岐阜の愛媛攻略方法の場面で一緒に説明します。

愛媛のビルドアップの原則(富山のプレス)

富山-愛媛の前半は「富山のハイプレス」対「愛媛のプレス回避」の場面が多かったです。富山がプレスに成功した時は、「愛媛のDFラインのサイドに追い込み、ロングボール(浮き球)を蹴らせた時」、逆に愛媛がプレス回避した時は「CBから中央へ縦パス、斜めのパス(グラウンダー)が入り、1タッチ、2タッチで捌いた時」でした。

5:36~のシーンを紹介します。

34:15~のシーンもCBから中央へ斜めのパスが入り、プレス回避に成功しました。グラウンダーの縦パスが入ると愛媛の技術の高い選手が少ないタッチでパス交換をするのでそこから攻撃を止めるのは難しそうですね。この試合をから愛媛対策では「ボールを運ばせないかが大切」と言うことが伝わってきました。

次に、15:40~のシーンで富山のプレスの成功例です。

このシーンでは富山の運動量は凄まじいですね。愛媛の右サイドで同サイド圧縮のプレスをして迂回させて左に展開させた後でも左で同サイド圧縮のプレスを行い、サイドの低い位置へ追い込み、ロングボールを蹴らせました。そして、ここでもサボることなくプレスバックをしたおかげでボール奪取に成功し、ショートカウンターに繋げます。

ここまで運動量を増やさないとプレスによって高い位置でボール奪取し、ショートカウンターに繋げられないのだと再確認されられるシーンでした。

愛媛の崩しの原則

愛媛は敵陣までボールを運ぶと選手のコンビネーションで綺麗に崩します。選手の立ち位置が整理され、選手間距離が良いから出来る崩しですね。

まずは47:36~のシーンです。

このシーンではSBの高木が中、SHの小原が外の立ち位置を取りました。2人の関係性はこのシーンのような形が多いですが、試合を観ているとSHの小原の立ち位置によってSBの高木の立ち位置を決めている事が分かるので決めつけるのは良くないと思います。(SBの高木が外、SHの小原が中のシーンもある)

次は53:06~のシーンです。このシーンでは両サイドの幅を使ったお手本のようなサイド攻撃でした。

SBがSHのサポートをしながら相手を押し込む分厚い攻撃ですね。凄く完成度が高いです。

岐阜はどう戦うのか。

ホーム開幕戦で対戦した時と比べて愛媛は別のチームです。監督の戦術が浸透し、選手の動きもスムーズです。迷うシーンが減りました。技術、選手の立ち位置、コンビネーション、全て愛媛が数段上です。つまり、富山以上に走って走って走りまくるしか勝ち筋はありません。走りまくってハイプレスをかけて、高い位置で奪い、ショートカウンターを狙わないと90分間押し込まれ続けます。

勝つ為のスタメンと岐阜のプレスの原則を考えました。先日あげた、「窪田、村田を活かすシステムを考察しました。」と内容はほぼ変わりません。横山監督の起用方法に合わせてシステム変更をしています。まずは、スタメン希望です。

こんな人選100%あり得ませんが「走り勝つ為」にはこのくらいのテコ入れは必要だと思います。

次にプレスの原則です。富山のプレスと基本的には同じですね。

最近、ずっと言っている同サイド圧縮のプレスと同じです。ボランチ、シャドーの運動量は必須なので走れる人選にしました。因みに、柏木は運動量が多いのでこのプレスは出来ます。

次にビルドアップの原則ですね。4バック相手なので今治戦のように攻められればチャンスは増えますし、富山の決勝点が大きなヒントになると思います。

選手の立ち位置や裏抜けのランニングが無ければプレスにハマってピンチになります。ただ、システムのギャップは突けそうなのでチャンスはある程度作れるかと思います。

崩しについては先日解説しました。そのアニメーションを載せます。

原則なしでは攻撃が停滞するのは横山監督就任後の4ヶ月間で証明済みです。そこにテコ入れするか楽しみですね。(テコ入れしれ欲しいです。)

強いチームは技術と運動量を兼ね備えている。

運動量を技術でカバーできるほど現代サッカーは甘くありません。そしてJ3のチームは嫌ほど走ってきます。運動量で負けていたら技術力は発揮できません。

走られる選手は沢山います。走られるスタメンを楽しみにしています。

最後までお読みいただきありがとうございました。