審判への抗議は見苦しい 選手のプレーを見せてくれ! 今治戦Review①

三浦体制へ逆戻り

開幕当初、このブログでは審判に対する見苦しい抗議はやめて欲しいと書き続けてました。三浦体制では改善されませんでしたが、横山体制になり大幅に改善されました。しかし、3ヶ月経った今治戦ではベクトルが完全に審判へ向き、ベンチからも見苦しい言葉が飛び交い主審に注意されていました。勿論、主審のジャッジは支持できません。ただ、何度文句を言っても主審は変わらないし判定の基準も変わりません。アジャストするしかないのです。開幕してから半年近く経過しますがまだ理解していないのでしょうか?

就任当初、審判への文句が無くなったのに3ヶ月経ったらまた抗議が増えるのは何故なのでしょうか?監督は選手に対して制御出来なかったのでしょうか?

審判を完全に敵に回した前半32分のベンチの抗議

録音していないので一言一句正確とは言えませんがベンチ近くでほぼ正確に聞き取れたのであげます。前半32分藤谷がイエローをもらったシーンです。大前提として藤谷のファウルはそこまで危険なプレーではなく、初めて手で相手を止めたシーンでした。他のJリーグの審判の傾向だと「注意」→「イエローカード」の流れです。そして同じような荒いファウルは今治もしており、カードは出なかったのでノーカードだと思いました。ただこのプレーでイエローカードが出ました。

それに対して岐阜ベンチメンバーは「ハードなファウル初めてじゃん。これで出すなら他にカード出す時あったでしょ。言われたらカード出すんだ。ジャッジ変えるんだ。」と言われて主審が「どなたですか?どなたが言いましたか?」と犯人探しをしていました。藤谷のファウルで試合が止まっていたので犯人探しをする時間は充分ありました。ベンチから「お前は〜」とリスペクトの欠ける、審判を侮辱するような発言も出ており、審判が向きになって犯人探しをする気持ちも分からなくも無いです。経験がない審判だったら尚更です。カードを使って自分の威厳を守ろうとする悪い例でした。

主審もロボットではありません。人間です。感情、プライドがあります。血の滲むような努力をしてプロの審判になっているのです。公平なジャッジを心がけても悪口、陰口を言われたら印象は悪いですよね。

そのあと、ベンチメンバーが第四審に判定について聞いていました。その回答が「僕が裁いてない、主審じゃないと分からない。」です。ベンチメンバーは「分からないってなんだよ。把握しろよ。何の為の第四審なんだよ。」と言ってました。

この抗議必要ですか?選手が抗議すべきだったのでしょうか?

横山監督は知らんぷり。それを見た工藤コーチが抗議へ

藤谷のファウルで試合が止まっていたので横山監督が抗議する時間は充分ありました。しかも岐阜ベンチ前。判定に対して横山監督が主審に猛抗議していたらベンチメンバーが主審に文句を言う事も無かったと思います。第四審に聞いていれば選手が審判の判定にイライラする事も無かったと思います。

それなのに横山監督は知らんぷりして痺れを切らした工藤コーチが第四審に抗議していました。それを見た選手は注意された事もあり、抗議を止めました。

横山監督はベンチメンバーをコントロールする事も出来ないのでしょうか?負けた時のゴール裏への挨拶も後ろの方で立っている、大敗したのに宇賀神が喋っていても自分は傍観するだけ、鳥取戦ではゴール裏から問いただされたら答える、選手を守る事の出来ない監督は信頼されません。

三浦監督が退任する時一緒に辞めたかったからもうモチベーションが上がらないのですか?戦術云々以前の問題です。監督が選手を守るから選手との信頼関係が築けてお互いをリスペクトするから監督の言うことを聞くのです。横山監督は自分の意見だけ押し付けて選手の為にアクションを起こしません。これでは信頼がどんどん無くなる一方です。

海外、日本の名将は審判にどんどん抗議します。それは選手のベクトルを審判に向かせない為、サッカーに集中させる為に監督自身が犠牲になるのです。金沢の柳下監督はそれでよく退席処分になりますが選手のモチベーションは常に高いですよ。

そして。数分後別のプレーで試合が止まった時に石津がベンチ前で飲水しながらベンチメンバーに「落ち着こう、落ち着こう、〇〇口が悪いぞ」と宥めていました。選手名は分かっていますが伏せます。批判の対象になるので。監督が注意しなければならない事を最終的に石津が注意するっておかしいですよね?

皆さんはどう思いますか?自分自身で制御出来ない選手の問題だと思いますか?勿論、選手も悪いです。ただベンチメンバーもアドレナリンも出ていて試合に出れない悔しさを噛み殺してベンチに座っています。自分自身で完璧に制御するなんて難しいのです。ましてや直近数試合全然勝ててないのにスタメンは変わらないのならフラストレーションは溜まる一方です。

そんな選手の悪い部分を指摘し改善させ、試合に集中させるのが監督、コーチ陣の役割なのでは、、、

ひたむきにプレー出来る選手を使ってくれ!

生地、本当に良かったですね!プレーは勿論、彼は試合開始から何度もアフターのハードファウルを受けましたが顔色1つ変える事なく飄々とプレーし続けてました。生地がファウルを受けて周りの選手が熱くなっている中、1人ずっと冷静でしたね。今治からしたら厄介な選手だったと思います。挑発されても挑発に乗らず淡々と自分のプレーに集中していたので!

チャンスも右サイドから多く、裏ケアも上手なので右サイドからピンチになるシーンは少なかったと思います。畑は裏ケアが苦手なのと切り替えのプレスバックの守備が遅いので狙われてましたね。前向きな守備は素晴らしいですが裏ケア、プレスバックは出来ない事はガンバ戦で証明されています。失点もそこからでしたね。いつまでWBで使うのでしょうか?

適材適所の効力

畑以外、選手を適材適所に配置する事で見違えるチームになりましたね。鳥取戦ではビルドアップもマトモに出来ず、縦ポン、セカンドボール支配され大敗しましたが改善されました。宇賀神が最終ラインに居る効力は計り知れず、WBが幅を取り、藤谷を右CBで使うだけでこんなに改善されるのです。

正直、今治はびっくりしたのではないでしょうか?ハイプレスを武器にしてましたが岐阜のプレス回避が上手なのでハイプレス諦めて構えてましたね。また今治戦Review②で指摘しますが藤谷のパスを受ける前の準備や判断ミス、フレイレの持ちすぎによるはめパスで何度かプレスにハマっていましたがそれ以外は完璧でした。

フレイレはロングフィールドやお洒落なパスに拘らずシンプルにボールを叩いて相手を左右に揺さぶって欲しいです。相手を左右に振ってズレを作ったところに楔のパスを差し込んだり、ロングフィールドして欲しいですね。そうすれば彼の良さはもっと活きます。

そしてフレイレの横に宇賀神、藤谷を配置する事でラインがズルズル下がる事も無くなりました。コンパクトな守備で相手にビルドアップを放棄させました。フレイレの裏も藤谷と宇賀神がしっかりカバーしてましたね!

この修正が宮崎戦の後に出来ていれば結果は違っていたと思います。宮崎戦以降1勝5敗でしたが3勝1分2敗くらいに持ち込む事はできたと思います。6試合で勝ち点3ではなく勝ち点10くらい稼げましたし大量失点する事も無かったでしょう。

そうすると勝ち点7が上積みされ勝ち点34になりギリギリ昇格ラインに踏み止まれていましたね。キャンプからHCとして在籍していたので、本音を言うと就任してから1ヶ月以内の中京大戦、長野戦後には選手を適材適所に配置して欲しかったです。適材適所に配置するだけでビルドアップもハイプレスもスムーズに行えるので先月辺りから崩しの練習が出来たと思います。

今頃、攻撃のバリエーションが増えてボールを支配して相手を押し込んでシュートが増える面白いサッカーしてましたよ。

鳥取戦の80分以降、適材適所に気付いて今治戦でも試してくれたのはポジティブに捉えていいと思います。(もっと早く出来ただろ笑。)

無双していた生地

生地はサイドで違いを見せていましたね。こんなに素晴らしい選手がずっとベンチ外だったのは何故なんでしょうか?小山も生地も試合に出せば活躍するから使ってと言い続けてましたが、言ってた通り2人とも活躍してますよ!!!(調子乗りすぎないように気を付けます笑。)練習見学の時、ドリブルや走る姿勢が綺麗でパス受ける前の準備がしっかりしてました。天皇杯予選、1回戦でも素晴らしいプレーをしていたので何故評価されなかったのか聞いてみたいですね。

また今治戦Review②で図解しますが生地のポジショニングも素晴らしかったですよ!

  • サイドで受ける時は足を止めずに常に相手のSHとSBの間に立って常に浮き続けていた。→立ち位置を工夫してパスコースを作り続けていた。
  • 左から右へボールが動く時、ポジション調整(サイドで幅を取る動き)と身体の向きをゴールに向ける作業が早いので相手は寄せられなかった。
  • 高すぎず、低すぎず、幅を取っていたので宇賀神→生地の対角線のボールが通った。→宇賀神はスペースにアバウトに蹴ればいいのでパスの難易度は下がる!
  • 切り替えが早いのとトランジョンの守備強度が高い!プレスバックはサボらずにスプリント出来る。2度追い、3度追い出来るから後ろは助かる!


とにかく良かったです!僕がWBに求めている事ほぼ全てやってくれましたね笑。

バス待ちしていて生地の顔を見た時かなり緊張していましたが試合が始まると試合に集中していて流石だと思いました。心配無用でした笑。心配性の悪い部分です。

生地の課題!

大前提として、プロ初のリーグ戦フル出場して未来に繋がる明確な課題が出ること自体が素晴らしいです。ここを修正すればもっと良くなります。

今治戦Review②で図解をしますがこれが彼の課題です。

  • 生地に入った後、ペナ脇に流れたシャドーへパス、その後生地の味が止まっていた。生地がパスを出した後斜めのランニング、生地が開けたスペースに後ろから藤谷がサポートすれば攻撃の厚みが増す!
  • 生地に入った後、シャドーがペナ脇に流れる→流れて空いたスペースにドリブルで侵入したり、トップやボランチ顔を出してそこに一度預けてポケットへ流れた選手を3人目として使ったり、相手CBが釣り出されたら流れた選手を使わずに中を攻略したかった。
  • 今治戦で自分の価値を示せたから自分にボールが入った時周りにどんなサポートをして欲しいか言語化して伝える事。年齢、実績関係なし。(本来は要求されなくてもボランチやトップが運動量増やして相手のスライドが間に合う前にサポートして欲しい。)

外に広げた後、外で勝負してしまったので外に広げた後、スペースのある中で勝負したかったですね。生地に入った後ボランチやトップ、右CBのサポートが遅い為、その間にスライドが間に合ってしまうので次からは周りの素早いサポートも必要です。それがあれば彼のドリブルはもっと活きます。

本音言うと窪田が右WB、生地が右シャドーで使って欲しいですね。そちらの方が運動量も増えますし2人のコンビネーションで崩せます。年齢も近いのでお互い意見しやすいですよね。

準備は素晴らしかった。完成度の差で負けた。ただそれだけ。

今治は開幕から半年間このサッカーを成熟させ、岐阜は2週間。完成度の差が出ましたね。

ただ今治を研究した上でハイプレスやビルドアップをしたのでボールを支配出来て押し込む時間が増えたのです。ここは評価出来る部分です。岐阜の攻守の原則も垣間見えたので嬉しかったです!

下を向く必要はありません。昇格の可能性が99.9%無くなった今、来シーズンに向けて準備すべきです。スタメン希望を考えましたがこのメンバーなら若いし勝てそうだと思いませんか?昇格目指しながら若手中心で強くなれますよ。

この辺りも含めて今治戦Review②で述べたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。