ホーム連敗

まさかのホーム連敗ですね。僕の嫌な予感が当たってしまいました。ビルドアップ、プレスどちらも曖昧なまま勝ったり、引き分けていて問題点に気付いていませんでしたね。では監督の問題?コーチの問題?選手の問題?違います。クラブの問題です。

15年間現実逃避した大きな代償

FC岐阜は2019シーズンに降格しました。それまでは2試合連続オウンゴールやJ3クラブのJ2ライセンス無し、最下位チームにシーズンダブルで勝ち点6を稼ぎ何とか残留してきました。その間、サッカーの強化はしてきましたか?設備投資、トレーニングコーチ、指導者育成、ユース強化、大学と連携して選手育成などなど、、、やっていなかったですよね。そして他チームは自クラブの立ち位置を知り、強化をしてきました。そりゃ、勝てる訳ありません。それの何年も現実から目を背けてきたので仕方ないです。現実逃避はクラブの体質なのです。

2019年、何度も残留に貢献した風間、2018年古橋が抜けた後チームを引っ張った山岸を簡単に放出してお金をかけて補強し、チームはバラバラになりましたよね。残留争いを知る多くの選手が残った2020年は昇格まであと一歩でしたね。2021年は石川、永島など残留争いを共にした選手を放出して他の選手を補強しましたね。その結果は、、、2022年は貴重な大卒の粟飯原を放出。育成を放棄してお金をかけて選手獲得しました。残留争いの為、泥臭く戦っていたFC岐阜を知るのは藤谷、岡本、透馬くらいですね。苦しい時代を知ってこそ、最後まで走れるのです。それらの選手を簡単に放出していいのでしょうか。

J3に降格してからも選手育成、設備投資、指導者育成などの現実から目を背けていました。それがクラブの体質です。横山監督になり、天皇杯中京大戦で出た課題は1か月後の長野戦でも解決されませんでした。宮崎戦の課題も放置したまま、今治戦、いわき戦に臨みました。その結果は連敗ですね。誰のせいでもなく、現実逃避は長い間クラブに染み付いた悪い癖なのです。長年染み付いたので簡単に治るものではありません。

岐阜の現状

僕はよく藤枝を例に出しますが、藤枝は本当に狙いを持った選手育成をします。多くの大学生が集まります。今の岐阜はどうですか?「岐阜に加入しても数年で放出、ベテランが多く出場機会や自分の意思表示をしにくい、J2昇格と言われすぐに結果を求められる」こんなクラブに加入したいですか?皆さんも入って数年以内に結果出さないとクビ、周りには実績のある上司ばかりいる会社に入社したいですか?僕は嫌です。上位カテゴリーのクラブから見ても出場機会のない岐阜に選手を預けたくありませんし、ベテランと一緒に練習するなら自クラブで練習させた方が質は高いです。

それに加えて、松本、藤枝、金沢と若い選手が多く活躍するクラブが岐阜近郊にあるのでそちらを選びますよね。

今やるべきこと

ここまで読んでいると悲観的になりますが、僕はそうではありません。少しずつですが岐阜は変わろうとしています。小山はフレイレに意思表示しながら必死に戦っています。大西もCBというポジションで成長しようとしています。何より選手の顔、目が変わっています。食事面も変わりつつあり、野崎コーチのトレーニングもやっと芽が出てきたと思います。サッカーを舐めまくった昨シーズンと違って勝利への執念を感じます。変革1年目です。結果は出なくてもやめてはいけません。

そして、今すぐに小松社長が主導となり今シーズンの選手編成を反省する必要があります。そしてとにかく若手を使うことです。もし横山監督が若手主導に反対するのであれば、工藤コーチ主体で取り組むのもありでしょう。育成の為に東京大学運動会ア式蹴球部監督の林陵平さんや解説者の田村直也さんを呼んでもいいでしょう。個人的には福山シティFCの小谷野監督にチームに加入してほしいです。若くて現代サッカーを知る方は沢山います。そこにお金をかけるべきです。

そして、今いる20代前半の選手+生え抜きを育成し、上位カテゴリーへ送りだせば自然と岐阜の評価は上がり、FC岐阜でサッカーがしたい大学生も増えます。富樫のような大怪我から復帰した選手や山内寛のようなJ1にいて中々結果が出なかった選手を育てるのも大切ですね。

ハングリー精神、自己犠牲、勝利のメンタリティを持ち走れる宇賀神、柏木、庄司、藤岡、本田に若手を加えて再出発すべきではないでしょうか?僕は若手中心でJ2昇格出来ると思います。使わない事には選手は成長しません。生地、石坂、本石、松本歩、山内彰、村田にプレータイムを与えれば活躍しますよ。練習見学の時、全員いい顔して練習していました。僕は若手を育てる延長線上にJ2昇格があると思います。熊本なんて若手主導でJ2昇格、現在7位、POまで勝ち点1です。いい教材がありますね。

焦らずに、J3の今「選手を育てて放出し、得たお金でクラブを大きくする」というサイクルを確立させましょう。そうでないとJFL降格が待ってますよ。手遅れになる前に、、、、

まだ今シーズンJ2昇格出来ると微かに思っています。修正面や戦術面で横山監督に不満はありますが、若手主導になれば彼のやりたいことも出来ると思います。

横山監督、選手に気を遣わずにやりたいようにやってください。僕自身、1シーズン全試合現地orDAZN観戦したこともありませんし、まだ半分も終わっていないので今シーズン見守り続けようと思います。