天皇杯 ガンバ戦、感想

いやあ、本当にいい試合でした。見ごたえのある試合で120分の経験が未来に繋がると思いました。延長戦では2つのミスから失点しましたが2つとも防ぎようがありません。誰を責めることも出来ません。生地は途中出場ですが周りの足が止まっている以上、自分で無理する必要があります。無理した結果が失点に繋がりました。ガンバの圧力が凄すぎて脳も疲れて正常な判断が出来ていませんでした。U-21DF内野貴史選手がインタビューで興味深いことを話しているので一度読んでみてください。彼が語る現象が昨日の試合で起きていたと思います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/66468d90528cb81e78b1b16fa09040c8c5646505

プレーの正確性、スピード、判断力どれも桁違いで一度ガンバボールになったらシュートを外すまで岐阜ボールになる気がしませんでした。そのくらい凄かったです。

先制点に繋がったゴール裏のクラップ

岐阜のクラップ凄かったです。明らかにガンバのゴール裏は戸惑っていましたし圧倒していました。感情的に結果の要因を考察するのはあまり好きではありませんが、昨日の2得点は戦術を超える何かの後押しがあったと感じました。それがゴール裏のクラップだと思います。僕はメインで観てましたが岐阜サポみんなクラップをしてました。

ゴール裏は一足先に昇格ですかね。そんな気がしました。

横山監督の変化

長野戦では後手に回る采配を批判しましたがガンバ戦は打つ手が早かったです。山内寛、吉濱が連続で負傷交代した時、吉濱と柏木→庄司と大西に交代したのは流石でした。ガンバの圧力が凄く、守備に奔走する展開では柏木の良さが全く出ません。そこで強さ、高さのある大西の投入はハマりました。2度追い、3度追い出来る彼の力が発揮され、ボール奪取からワンツー→ンドカへスルーパス→ゴール(惜しくもオフサイドで取り消し)のシーンは痺れました。粗削りで課題は多いものの横山監督が試合中に沢山「遼太郎!遼太郎!」と叫ぶ気持ちはよく分かります。

ガンバが攻撃時3バック化して両サイド幅広く使って押し込んだ時も岐阜は5バック化して押し返しました。試合中の修正力があったからこそ延長までもつれたのだと思います。後半20分までに交代カードをすべて切ったのは橋本のケガもありますが、積極的に変えることは頭の中にあったと思います。長野戦と違って横山監督の表情に迷いがありませんでした。

ただ1つ、強いて言うなら橋本に代わり生地をスタメン起用できなかったのかなと思います。開始から小野瀬にスピード勝負を仕掛けられて後手に回り、攻撃面では決定機でミスをしました。後半ガンバの藤春は同じような場面で決めて、橋本は迷ったあげく大きく枠外へ。この直後、1失点目を喫しました。橋本→松本歩の交代も縦関係の村田と役割が被り、プレーしにくそうでした。大外で仕事する村田、内側でクロス、ドリブル、パスをする生地の方がプレーしやすいように思えました。結果論ですが、、、

何より多くの選手を使ってくれる横山監督に感謝です。

90分間ガンバの脅威になり続けた富樫

富樫、本当に良かったです。素晴らしかったです。ゴールだけでなく、相手を背負って時間を作ったり、縦パスを味方に落としてパス&ゴーしたり、ファウルをもらったりとガンバのDF陣を上回っていました。視野が広く、準備が出来ている為、相手DFと後出しじゃんけんが出来ていました。対等にやれていたのは富樫、小山くらいだと思います。それくらい凄かったです。

開幕前、元気なさそうに「岐阜に来てからケガ続きでいいことありませんが、前を向いて頑張ります。」と話していたことを今でも忘れません。このインタビューを聞いて応援したいと思いユニフォームを買いました。これからの活躍が楽しみです。

富樫に加え、松本歩、服部と大けがした選手が復帰して試合に出ています。これも野崎コーチの手腕ですかね。

期待の2年目組+大西

まずは松本歩、復帰おめでとうございます。とにかくよかったです。山内寛のケガ次第ですが畑は120分フル出場だし八戸戦では右SBスタメン起用あるんじゃないかと思います。気が利くし足元が上手いし攻撃センス抜群の舩津の壁は大きいですが試合終盤の舩津より松本歩の方が働きます(笑)。監督の起用方法が楽しみです。

本石は一番悔しいと思います。大事なのは腐らずにトレーニングに励むこと。いつチャンスが来るかは分かりません。継続することです。

このブログで最近推している小山と生地!皆さんどう思いましたか?小山素晴らしかったでしょう!パトリックを自由にさせてませんでした。遅らせる場面、奪いに行く場面、体ぶつける場面の判断力が最高です。スピード勝負でも負けていませんでした。生地は延長戦からの出場でしたがスルスルっと抜けるドリブル、滑らかな足元豊富な運動量ほんと良かったです。欲を言えばスタメンで見たかったです。そして大西はDF面はいいもののビルドアップの時ボールの置き所が悪く、逆サイドが見えずに展開できないのが課題ですね。

大西を加えた3人に求めたいのは整理することですね。

良かったこと→なぜ出来たのか、要因、普段の練習で意識していたこと

  • ①競り負けなかった→ポジショニング、ボールとマークマン同一視野に入れた為

反省点→なぜ出来なかったか(要因)→どうすれば出来るようになるか(課題解決方法)→優先順位は?(監督と相談しても良し)

  • ①ペナルティエリア内でポストプレイをされた→スライド時マークを一瞬視野から外した→体の向きを変える、首を振る→優先度高い

これは一例ですが自分自身の良かったこと、課題を言語化してリストアップすることで頭の中が整理できます。いわゆる見える化ですね。課題の解決方法は空欄でもいいし優先順位も分からなかったら決める必要はありません。監督、コーチに相談して一緒に解決すれば監督が求めるプレーが出来るようになります。

彼らは賢いのでこのくらいやっているかもしれません。

柏木の全ての発言がチームの財産になる

昨日はベンチ横の最前列で観ていました。その為退いた後の選手の会話がよく聞こえました。柏木は「なんでチャーが競った時、誰も裏に走っていないの」と言っていました。これは窪田、村田の課題ですね。サボっていました。それと横山監督はこの狙いを浸透させる必要があります。崩しの場面でも生地がパスを出した後足を止めていました。その時、柏木は「生地足を止めるな、走れ」と言っていました。生地は慌てて走りましたがわずかにパスが合わず、、、彼が足を止めてなかったらシュートを打てたと思います。

他にも沢山の助言をピッチ内へしていました。監督、コーチだけでは気付かないこともあります。また、ピッチ内に気付く選手が居たらピッチ内に監督がいるようなものです。(元日本代表の長谷部誠が代表例)アシスト、ゴールだけでなく可視化しにくい部分にも柏木の良い影響力は広がっているのです。

最後に、長野戦に比べてコーチ陣の動き、些細な指示が活発的に行われていたように思えます。クラブとして全員が自分にベクトルを向けて取り組んでいます。僕はやることやって負けたら仕方ないと思っています。昨日はまさにそんな試合でした。継続することはとても難しいですが、昨日のように準備をして試合に挑めば昇格、J3優勝は自然と付いてきますよ。僕は全く諦めてませんし、今のチームなら成し遂げられると思ってます。

これからも応援させて頂きます。素晴らしいサッカーが見れて幸せです。クラブの皆さんに感謝です。