7試合を終えて

歩みを止めるな。俺はついていく!

ここまでの試合結果を受けて、監督解任の声や選手に対する誹謗中傷が見られて非常に驚いてます。僕の意見は監督交代は反対です。FC岐阜が勝てない原因は監督や選手のような可視化できる部分ではなくクラブの風土など奥底の根深い部分にあると思っているからです。今の岐阜は泥船です。沈みかけの船は誰が操縦しても沈みます。誰が監督をやっても勝てないと思いますよ。横山HCに監督やってもらうという人は去年の長野を見ていたのでしょうか。藤山が引き抜かれた後の長野を見ていたのでしょうか。横山HCを魔法使いの神様だと思っているのでしょうか。そうだったらJ2、J1で指揮していると思いますよ。片野坂監督、アルベル監督、時崎監督等結果を残した監督は上位カテゴリーに引き抜かれます。横山HCは能力はありますが沈みかけの船を救えるほどの力はありません。救える力を持っている監督は存在しないと思います。

三浦監督自身も成長している

解任反対の理由は三浦監督自身も学びながら成長してますからです。僕は監督がゴール裏来る必要は無いと思います。ゴール裏に挨拶に行けばサポーターの評判は良くなるでしょう。大木監督はゴール裏で真摯にサポーターの声を聴いていると思いましたが頑固でやるとこは変わりませんでした。選手が挨拶に行っている間に頭を冷やしロッカールームのホワイトボードに今日の良かった点、悪かった点、次の試合までに修正する最優先事項を纏めてれば選手の頭の中を整理しやすいです。選手の中には1試合で2~3kg減る人もいます。そんな状態の選手に根性論で切り替えられると思いますか。ガンバ大阪のドキュメントで見ましたが試合終了直後のロッカールームで宮本監督は「絶対に失点するなと言ったのになんで失点するんだ」と激怒してました。そんなこと言うくらいならロッカールームで頭冷やして冷静に選手とコミュニケーション取ってほしいです。三浦監督は熱い人間です。ゴール裏へいくと更に熱くなって僕は逆効果だと思います。

上記のように三浦監督が試合後マネジメントしていることはピッチで起きている現象、三浦監督の所作を見ていれば分かります。沼津戦を思い出してください。2点とられて焦って柏木投入してその後打つ手なし。攻撃も低調の中つまらない試合でした。昨日の試合はどうでしたか。選手がミスをして連続失点しても焦らずにベンチでは落ち着いて頭の中を整理し、その後コーチ陣と作戦を練ってました。藤岡投入前も山内寛が足をつったと言ったので交代を数分遅らせプラン変更してました。2-0から追いつき、3-2になっても追いつくこと、大きな進歩です。また、交代選手が活躍するのはやることを明確にして試合に入りやすい環境を監督が作ってあげてます。追い付いたときに最悪を想定しながら勝ち越し点を狙えれば最高でしたがこの経験はチームのFC岐阜というクラブの財産になります。

メインで見ていたサポーターは分かると思いますが、前半三浦監督は執拗に「稜戻れ、稜戻れ」と言ってました。攻撃しに上がってSBの位置まで戻れど怒鳴るなんてパワハラだと思ってました。実際、その後窪田は普段しないようなミスをしていて監督が選手を潰す場面を目の当たりにして辛かったです。窪田は後半早々に交代すると思ってました。しかしフル出場しました。恐らくHTで監督と選手で「なぜ戻れないのか」、「戻る必要はあるのか」、「原因は別のところ、守備の形を変えたい」と話し合ったのだと思います。それが後半の守備の形の変化に出ていて、監督が窪田に守備について言わなくなりました。途中出場した透馬に対しても一度「透馬戻れ」と叫びましたがスタンドがどよめき、我に返って叫ぶのをやめました。窪田がInstagramで「#フル出場は楽しい」と書いていて父親と爆笑してました。このくらい強気で自己主張すればいいのです。三浦監督と窪田は上司と部下のいい関係になりそうですね。藤岡の中央での起用もハマりましたね。恐らくあまりサイドに流れずにゴール前で仕事をしてくれと監督からの指示があったと思います。ヒートマップがあれば見てみたいです。

ボランチの位置取りも少しずつ改善してます。開幕前、沈みかけの船でしたがチーム一丸で水を出し、故障した部分を直して立て直してます。ここにサポーターも加われば船として再出発するまでの時間も短くなるでしょう。だから監督交代は反対です。こんな時だからこそ小松社長はあたふたせずどっしりとしていて欲しいです。予算のことを心配する方も居ますが小松社長はプロです。藤澤さんが連れてきたのです。上手く軌道修正してくれると思いますよ。

フレイレの退場、藤谷のミスはチームの責任

僕はフレイレの退場も藤谷のミスもチームで防げたと思います。まずはフレイレ。練習からファウルに対してイライラせず判定に抗議するのはやめようと意識付けをすべきです。沼津戦でその課題が出たのに讃岐戦まで対策をしなかった監督は反省ですね。相方の岡村、キャプテンの柏木、ベテランの宇賀神などフレイレの様子を気にかけてイライラしていたら落ち着くようアクションを起こせたはずです。フレイレ自身も自分の弱みをチームメイトに共有してベンチメンバーをコーチ、通訳さんに話してもよかったと思います。人間誰しも強み、弱みがあり弱みを補い合うのがチームだと思います。ただ藤枝戦では判定に文句を言うシーンが少なく切り替えてました。当たり前かもしれませんが失敗して次に生かすことが大切なのです。

次に藤谷。彼が簡単にクリアしなかったのは恐らく監督から「ボールを大切にしろ」、「簡単に外に出すな」と指示があるのだと思います。その証に藤谷だけでなく、山内寛、岡村、宇賀神もシンプルに切ればいい場面で無理に保持してボールを失いかける場面がありました。サッカー専用スタジアムだと選手の目線もよく分かりますね。技術力で劣る藤谷には酷な指示だと思います。それなら藤谷には「100%の自信がある場面ではボールを大切に。少しでも不安があったらシンプルにクリアでOK」と指示していれば結果は違ったでしょう。藤谷の技術力が上がれば100%の自信がある場面もアップグレードしてボールを大切に出来ると思います。そうやって選手を育てていくべきです。また、GKの松本は大声で叫ばなければなりませんでしたね。またGKチームで反省するでしょう。

誰しも得意、不得意はあります。誰しも失敗はあります。ミスしてその人だけを責めるなんてサポーターではなくクレーマーだと思います。仕事でミスをして周りに助けられたり、逆に自分は普通に仕事していたら知らず知らずのうちに周りのミスをカバーして助けていた経験など無いのかなと思います。僕自身、ミスを自分の責任だけにされて対策も自分だけで考えて辛い思いを何度もした経験があるのでフレイレ、藤谷の気持ちが痛いほど分かります。多くのエネルギーを消耗し、立ち上がれるか心配です。ミスをしても反省し、改善し、少しでいいから修正する。そんな風土を岐阜に根付かせたいと僕は願っています。このブログが彼らに届く可能性は極めて低いですが批判や誹謗中傷している人だけではなく、立ち上がる後押しをしたいと思っているサポーターも居るということを分かってもらえるといいな。

これからは選手を育てないと、育つ風土が無いと若い選手は他クラブ選びますよ。

結果が全て?それは違う。

皆さんは学生時代勉強したと思います。受験勉強も頑張ったと思います。例えば、志望校に受かるため2年間毎日10時間勉強したと思います。結果は不合格。結果が全てだったらこの2年間の努力は無駄ですか?もし、不合格の結果だけ受けて親にも先生にも友達にも全部否定されたら悲しくないですか?結果が全て、テストの点数が全てと言われて臨む試験のプレッシャーは並大抵ではありません。プロサッカー選手でも人間です。周りが結果が全てと言っていたら勝たなければならないと言う思いが強まります。その結果、藤枝戦の4失点目のように焦って前がかりになります。勿論、結果は大事です。しかしどんなに頑張ってもどんなに思いが強くても結果が出ないときは出ません。運も必要なのです。他力で残留してきたFC岐阜は運は使い切ってます。YSCC横浜戦はポストに2度当たり、沼津戦で普段蹴らない人にFK決められて、松本戦では審判の質がひどく(昨シーズンATを間違えて一度試合を終わらせた後、再開させた人)、讃岐戦、藤枝戦は思わぬミス。見方を変えれば運が悪いで片づける監督も居ます。しかし三浦監督は真摯に向き合ってピッチ上で表現しています。サッカーというスポーツは不確定要素が多く、運も味方にしないと勝てません。だからこそ僕は結果はついてくるもので大事なのは過程、ピッチ上で起きてる現象、ベンチワークだと思ってます。

信じるもよし、信じないのもよし。だた、いま貴重な体験が出来るよ。

小松社長が就任して、宇賀神が来て、工藤コーチ、野崎さんが来て細かい部分で変化が起きてます。先日、ランチへ行ったらその店の店長さんがFC岐阜へお弁当を始めたと言ってました。J2時代の練習後、コンビニ弁当食べてたと思うと大きな進歩です。野崎さんも食事についてアドバイスできるでしょう。現在、フランクフルトで活躍する鎌田大地は一通り食事について試したそうです。その結果、自分は管理しないほうがパフォーマンスがいいと分かって今があるそうです。確か鳥栖時代に食事について色々やったと言っていた記憶があります。岐阜に食堂が無いなら地域と協力して練習後だけでも用意できますし、飲食店も潤い地域貢献になります。一石二鳥です。

今FC岐阜という大きな組織が変革しようとしてます。今まで目標のない、表面的な変革だったのが、目標を定めて根本からクラブとして変わろうとしています。今シーズンのチームは本当に勉強になります。アクションを起こすから本当に面白いです。

僕は焦らず、気負わずピッチ上の現象にフォーカスして応援していきたいです。