何故失点したのか。守備の課題と三点目について

発展途上の守備構築

富山戦で先制点を許した要因は大きく2つ。

  • ファーストディフェンダー(守備のスイッチを入れる選手)
  • プレスをかける位置

2つ目は比較的わかりやすいと思います。ハイライトで確認してもらえると助かりますが守備のスイッチを入れる(柏木がプレッシャーをかける)位置がハーフライン付近です。これでは剝がされた時の失点の確率が上がります。それに加え、ハーフライン付近でボールを奪ってもゴールに繋がる確率は低いです。

プレスをかける位置は敵陣中央付近にする。ハーフライン超えたときは守備のブロックを敷いて撤退守備を行う。

このような決め事があれば失点は防げたと思います。この失点以降、同じような剥がされ方はしなかったので監督が修正した証ですね。

次にファーストディフェンダーの問題について解説します。33:19~ハイライト 1:16

これだけ見ると山内寛が悪いと思うかもしれませんがそんなことはありません。(もちろん彼にも責任はあります)監督、菊池、柏木、山内寛それぞれについて求めたいです。

このシーンを見る限り監督はファーストディフェンダーを決めていません。(決めていたらすみません。僕の観察力不足です。)その証にボールが鎌田2へパスされた時、山内寛も柏木と同時に反応してボールへプレッシャーをかけようとしてます。もし柏木がファーストディフェンダーならその動きを見て山内寛は動くはずです。三浦監督なので確実に修正します。

菊池も柏木の動きを見て自分のサイドへボールが来る事を予測してプレスの準備をしなければなりません。完全に遅れているので修正に期待です。

柏木について。彼なら出来ると思いますが山内寛へ指示を出しながらプレッシャーをかけられれば山内寛のポジショニング修正も出来たでしょう。

そして山内寛。彼がより良い選手になるには後ろの状況を把握しながらプレッシャーをかける事が出来なければなりません。運動量、泥臭さ、献身性は申し分ありません。頭を使い、首を振って周りを見ながら守備出来るとスタメン確約でしょうね。因みにこの守備は久保建英がすごく上手です。逆に言えば日本最高峰の選手しか出来ないくらい難しいのです。難題ですが、山内寛の守備意識にも今後注目して見ていきます。

このようなことを頭に入れ瞬時に判断しなければならないのでサッカーって本当に難しいスポーツだと思います。サッカーを知れば知るほど選手へのリスペクトが増しますね。

決してネガティブな失点ではない

上述した通り、守備の問題点はあります。しかし、ポジティブな部分もあります。それは柏木の動きに呼応して後ろも連動したことです。ここからチーム全体でボールを奪いに行くときは奪いに行くという一貫性が見られました。大木体制では古橋が1人で2度追い、3度追いするが、後ろが付いてこないシーンが記憶にあります。このような誰かが頑張るのではなくみんなで頑張るチームになっていることはもっともっと評価されていいと思います。

三浦監督が活動休止明けにこのようなチャレンジが出来るチームに仕上げている事が試合から分かりますね。

ボールを奪いに行く時は誰か1人でもさぼったり、数cmポジションが悪かったり、ボールへの寄せが甘いと簡単に突破されてしまいます。運動量だけでなくサッカーIQも必要です。それ程難しいのです。守備で相手を追い込んで苦し紛れのロングボールを蹴らせる事は素晴らしいプレーなのでロングボールを蹴らせてマイボールにした時は拍手してあげてください。

全部の試合を見れてませんがJ3では宮崎、鹿児島、藤枝辺りは巧くプレス回避するので奪いに行く守備の精度にも期待してます。(松本山雅はどんなサッカーをするのかな)

3バックの相手への対応(可変システムの提案)

3B相手に1つのオプションを提案したいです。富山戦の後半15分以降は岐阜が3点目を取ったこともあり富山が押し込む時間帯が増えました。相手のサイドの選手に仕事され、左右に揺さぶられてピンチが多かったですね。

4バック対3バックになった時、フォーメーションの構造上、4バックが守るとき下図のような問題点が生じます。

ここで提案したいのが守備時に5バックになる可変システムですね。図では窪田を下げてますが逆サイドでもどちらでも大丈夫です。3バック相手に5バックで対応する守り方は欧州CLのレアルマドリード対チェルシーでレアルが採用してました。レアルは普段4バックなのでチェルシー対策ですね。

僕が言いたいのは選択肢を増やして欲しいということです。この可変システムや5バックの守備の精度を高める必要はなく、困った時、攻め込まれた時の為に選択肢の1つとして持ってほしいと思ってます。この先も3Bを採用している相手と対戦すると思います。相手の強みを理解した上で岐阜が戦うことも必要になってくるのではないかと思います。選手のサッカーIQは高いので可能だと思います。

3点目を生んだ柏木の声掛け

3点目は透馬の突破から生まれましたが起点になったのは柏木の声掛けでした。58:27~では柏木がサイドラインぎりぎりに張り、ボールを受けます。その際、中にいた透馬にサイドへ流れるように指示しているのです。

上図の後(ハイライト3:19~)透馬の突破、山内のアシスト、窪田の得点に繋がります。柏木自身がサイドに開き幅を取ることで透馬のお手本になり、それを透馬に指示して、自分自身はフリーランニングをさぼらない(結果として透馬のおとりとなる)。得点に直接的に絡んでないものの、柏木の動きがなければ3点目は生まれなかったでしょう。

一流の選手はオンボールでもオフボールでも得点に関与できるのだと思いました。素晴らしすぎるプレーです!流石!!柏木!!

ひるがのSAで、、、

帰りにひるがのSAでご飯を食べ終え帰ろうとしたら、父親が「シューアイスが食べたい」といってシューアイスとホットコーヒーを買い、食べていたので待っていました。食べ終えてお店を出ようとするとまさかの選手と遭遇!!父親のファインプレーです(笑)選手やスタッフとすれ違ったので会釈して気持ちを伝えました。

窪田選手と目が合ったので小さくガッツポーズしたら窪田選手は「ありがとうございます。また頑張ります。」と小声で言いました。チャラそうな見た目をしていますが真面目な好青年で好感度めちゃくちゃ上がってます。真面目で努力家なんだと思います。試合後のコメントで守備について反省してましたが僕の中では反省する部分なんてなかったと思います。右サイドはJ3の中で一番だと思ってます。これからも謙虚に頑張ってください。古橋と同じような覚醒の匂いがプンプンします。